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2021.07.29厚紙に印刷できると何がいい?厚紙に印刷するときはここに注意

一般的なコピー用紙は一般的に0.1㎜以下の厚みのものが多く、郵便はがきは0.23㎜ほど、名刺は0.31~0.35mmほどと言われています。
コピー用紙より厚みのある用紙に印刷ができると、今まで外注に出していた印刷物を自社で印刷でき、経費削減が叶います。
ですが、オフィス複合機で厚紙に印刷するときには注意も必要です。

厚紙に印刷できると何がいい?厚紙に印刷するときはここに注意

厚紙に印刷でコスト減

オフィスで使用する複合機は、一般的には1.2㎜までの厚紙に印刷可能な機種が多いと言われています。
書類をつづるとき、表紙に使うことが多いボール紙がおおよそ1.0㎜の厚みです。
つまりオフィス用複合機であれば、書類つづりの表紙もプリントアウト可能な場合が多くなります。
このような厚紙が印刷できると、今まで外注していた印刷が自社で可能となり、コスト減につながる可能性があります。

DMや挨拶状も自社で印刷可能

店舗などでは顧客へのDMや挨拶状などを外注しているという場合も多いでしょう。
これらを自社のオフィス複合機で印刷すれば、印刷にかかるコストを大きく下げられます。
大量発注をせずに済むメリットもあり、必要数だけ印刷できます。
最近では、インターネット上に年賀状などのひな型がたくさんあるため、イメージに合ったものを活用すれば作成も簡単にできます。

小ロットで名詞も作成可能

小規模事業者の場合、100枚単位の名刺は使いきれないといった悩みを持つ方がいるでしょう。
また部署が変わったときや出向などで、印刷所に発注した名刺が着任に間に合わないこともあり得ます。
このようなときにオフィス複合機で印刷できれば便利ですよね。

名刺の用紙を活用しショップカードを作ったりメンバーズカードを作ったりすることも可能です。
小規模な店舗であれば、自分たちでショップカードを作成したほうがオリジナル感を出せますよ。

催事ポスターやPOPを自社印刷

外注すると高くなりがちで、最小ロットでも100枚以上となるポスターも、自社印刷なら小ロットで作れます。
また、お店のPOPも最近ではパソコンで手軽に作れます。
これらを厚紙で印刷すれば耐久性があり、きれいに展示できますね。

見やすいプレゼン資料作りも可能に

プレゼンの際に、しっかり目の用紙にプリントアウトした資料を掲示し説明すれば、プレゼン参加者にも資料が見やすく熱意が伝わりやすいでしょう。
薄い用紙だと透けが気になってしまいますが、厚紙なら透ける心配もありません。
印刷所に出すのは手間ですしプレゼン内容が外部に漏れる心配もありますが、自社印刷ならこのような心配がありません。

厚紙印刷時の注意点

厚紙印刷が可能なオフィス複合機でも、厚紙を印刷するときにはいくつか注意すべき点があります。
トラブルなく厚紙に印刷するための注意点を3つあげます。

プリンターの設定を変更する

オフィス複合機の場合、デフォルトではコピー用紙を印刷する設定になっていることが多いでしょう。
印刷時には必ず設定を変更し、使用する紙の大きさや厚みに合わせましょう。
また厚紙は用紙トレイから給紙せず、手差しトレイを使うのが一般的です。
そのため通常使っている用紙のサイズと同じでも、必ず設定で手差しトレイを指定し使用する用紙も手差しトレイに設置します。

またパソコンからプリンターに印刷するときには、パソコンのプリンタードライバ設定を変更します。
この際にも給紙を手差しトレイに忘れずに変更しましょう。

厚紙印刷を終えたらマナーとして元の設定に戻すことも忘れないようにしましょう。

厚紙は詰まりやすい

オフィス複合機の設定やパソコンの印刷設定を変更して印刷しても、一般的なコピー用紙に比べると厚紙は紙詰まりしやすい特徴があります。
そのため連続印刷をせず1枚ずつ用紙をセットして印刷するようにします。

万が一、厚紙印刷中に紙詰まりが起こった場合、無理やり引き抜いてはいけません。
給紙され印刷・排紙される間には感光ドラムなどの重要な部分があります。
このような部分が傷んでしまうとプリンター自体が壊れかねません。

紙詰まりが起こったら、必ず使用しているオフィス複合機の説明書を読み、詰まった紙を正しく取り除くようにします。

印刷可能な厚み以上の厚紙を給紙しない

プリンターによって、どの程度の厚みまで印刷可能かは違いがあります。
故障の原因となるので、印刷可能な厚み以上の厚紙に無理やり印刷しようとすることは避けましょう。
このような場合は印刷する厚紙の厚さを変えたり、印刷所に依頼したりします。

まとめ

オフィス複合機の多くは厚紙印刷に対応しているため、小ロット印刷や手作り感があるカード作りができます。
目を引くポスター制作やプレゼン資料をきれいに作成したいときにも、厚手の用紙に印刷したほうが目を引きます。

ただ厚紙印刷がどの程度必要なのか、自社に必要な機能を有したプリンターがどれなのか迷う場合には、プロの目線でアドバイスしてもらいプリンター選びをするとよいでしょう。
また厚紙印刷でトラブルが起こり困っている方もいるかもしれません。
このようなときは専門業者に相談しましょう。

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