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2021.04.14ひかり電話の対応電話機とは?ひかり電話の基本と注意点

オフィスにひかり電話の導入を検討している場合、ひかり電話に対応した電話機を新たに購入する必要があるのでしょうか?
この記事では、ひかり電話が使える電話機の紹介と、ひかり電話の基礎知識、ひかり電話のメリットや注意点について解説します。

ひかり電話の対応電話機とは?ひかり電話の基本と注意点

そもそもひかり電話とは?

ひかり電話とは、光ファイバーのケーブルを使った電話サービスのことです。
従来の電話サービスではメタル線の電話回線を使っていましたが、ひかり電話ではインターネット回線となる光ファイバーケーブルを使用する点で違いがあります。
そのため、ひかり電話は、ひかり回線でインターネット契約をしている方が利用できるサービスであり、固定電話しか利用していない方が使いたい場合は別途サービスの申し込みが必要になります。
今後光ファイバーでインターネットを使用する予定がある方は、ひかり電話も同時に申し込むことが可能です。
または今現在、光回線でインターネットを使用しているのであれば、追加で申し込みをすることでひかり電話を利用できます。

ひかり電話対応の電話機とは?

ひかり電話を検討している場合、気になるのが「新たに電話機を購入しなければならないのか」という点だと思います。
結論から言うと、アナログ回線の電話機を使っている場合は、電話機を購入しなくてもひかり電話をそのまま使用することができます。
新しく電話機が必要になるのは、ISDN回線(デジタル回線)対応電話機、ビジネスフォンや高解像度データを高速で伝送できる「G4FAX」など一部の特殊な電話機になります。
最近は見かけなくなりましたが、黒電話やピンク電話もひかり電話に対応していません。

アナログ回線とISDN回線の見分け方

もしも使っている電話機がアナログ回線かISDN回線なのか分からないという場合は、以下のようなISDN回線の特徴があるかを確認してください。
・通話音声がデジタル信号に変換され、ノイズの少ない良質な音質で通話ができる。
・1つの回線で、同時に2通話が可能である。
上記に当てはまらない場合は、アナログ回線です。

ひかり電話はスマホも対応している

ひかり電話が使える対応電話機として、今や一人1台となったスマートフォンも使うことができます。
ただしスマートフォンをひかり電話で使用するためには、専用のアプリケーションをダウンロードする必要があります。
アプリケーションは無料のものと有料のものがあり、サービス内容もそれぞれ異なります。

ひかり電話を契約して使用するまでの流れ

ひかり電話を使うまでに、どういった手続きや過程があるかを解説します。

1)光回線を提供している会社を選択します。
2)契約したい会社を選んだら、インターネットの申し込みを行い、一緒にひかり電話も申し込みます。
3)ひかり電話に接続するための専用機器(ルーター)を用意します。
※通常は契約した会社からルーターがレンタルされるため、新たに機器を購入する必要はありません。

光回線を初めて利用する場合は光ファイバーケーブルが通っていないため、一度光回線を設置するための工事が必要になります。
工事は専門の業者が行うため、ご自身で作業する必要はありません。

ひかり電話の設定について

ひかり電話の設定はそれほど難しくありません。
工事が完了して光ファイバーケーブルが通ったら、ルーターと電話機をケーブルで接続することで、すぐにひかり電話を使用することができます。

ひかり電話のメリット

ひかり電話のメリットについて、詳しく見ていきましょう。

電話加入権がいらない

固定電話を設置する場合、通常はNTTと契約して、電話加入権を購入しなければなりません。
電話加入権は、施設設置負担金として約4万円の費用がかかります。
ところが、ひかり電話であれば電話加入権を購入しなくても、自宅に固定電話を設置することができます。
わざわざ費用をかけて固定電話を契約するよりも、負担なしで電話を設置することができるので安上がりです。

電話番号は同じ(申し込むだけ)

ひかり電話に切り替えるからといって、新たに電話番号を変えたり、電話機を購入したりする必要はありません。
もともと固定電話を使っていたのであれば、同じ電話番号と同じ電話機でひかり電話を使うことができます。
時報や天気予報、110番や119番などの番号も、これまでと同じようにかけることができます。

電話料金が安くなる

通常の固定電話に比べ、ひかり電話は月額基本料金、通話料ともに安くなっています。
通常の電話料金は、電話をかける相手との距離が離れるほど、料金が高くなる設定となっています。
しかしひかり電話の場合は、日本全国一律の料金となっています。
同じ市内にかけても、北海道から沖縄にかけても同じ料金となります。
そのため、遠方によく電話をかける人にとっては、ひかり電話にすることで電話料金が安くなるメリットがあります。

音声の質も良好

従来の電話機を使っていると、インターネット回線を使った通話の音声に不安を感じる人もいるかもしれません。
しかしながら、光ファイバーケーブルを通した通話は音声を運ぶスピードも速く、従来のアナログ回線に比べて音質も良好とされています。

ひかり電話利用に注意点はある?

ひかり電話には、いくつかの注意点があります。

一部の番号は繋がらない

以下にあげる一部の特殊な電話番号には、ひかり電話は接続できません。

・106のコレクトコール
・0170の伝言ダイヤル
・114の話中調べ
・121のクレジット通話サービス

停電時は利用できない

ひかり電話に接続するためのルーターの電源が落ちてしまうため、停電時にひかり電話は使用できません。

まとめ

以上、ひかり電話の基礎知識と対応電話機の紹介、ひかり電話のメリットや注意点について解説しました。
一般的なアナログ電話の電話機を使用していれば、ひかり電話でもそのまま使用することができます。
電話料金も通常の固定電話に比べてお得になるため、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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