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2021.04.06ドットプリンターとは?仕組みや特徴について解説

通常「プリンター」というと、レーザープリンターやインクジェットプリンターが馴染み深いのではないでしょうか。
普段目にする機会の少ないドットプリンターについて、知っている人はあまり多くはないと思われます。
この記事では、ドットプリンターとは一体どういったものなのか、ドットプリンターの仕組みや特徴について詳しく解説します。

ドットプリンターとは?仕組みや特徴について解説

ドットプリンターとは?

ドットプリンターとは、印刷ヘッドに組み込まれたピンを叩きつけ、インクリボンのインクを用紙に押し付けることで印字するタイプのプリンターです。
ドットプリンターは、別名「ドットインパクトプリンター」「ドットマトリクスプリンター」とも呼ばれています。
プリンターの印刷方式は、現在ではレーザープリンターやインクジェットプリンターのようにインクを用紙に吹きつけるタイプが主流となっています。
一方で、ドットプリンターはインクを用紙に叩きつける点で他のプリンターとは違いがあります。

ドットプリンターの歴史

ドットプリンターが普及する以前は、活字方式のプリンターが使われていました。
その後、1970年頃からドットプリンターが用いられるようになりました。
ドットプリンターは、活字方式よりも様々な種類の文字を印刷できる特徴により、事務用から家庭用プリンターまで広く普及しました。
しかしピンを用紙に叩きつける構造から、作動音が大きいというデメリットがありました。
当時は、防音のために専用カバーも販売されているほどでした。
現在では印刷時の音が静かなタイプも販売されていますが、レーザープリンターなどに比べるとまだまだ印刷時の音が大きいというデメリットがあります。

ドットプリンターの仕組み

ドットプリンターはどのようにして文字を印刷しているのか、その仕組みを詳しく見ていきましょう。
ドットプリンターの印字ヘッドには、細い針状のピンが搭載されています。
印刷がスタートすると、搭載された小さな細いピンがインクリボンに打ち付けられ、続いて用紙にインクが押し付けられることで印刷されます。
縦と横に並べられた細いピンにより印字された点が集まることで、文字となって用紙に印刷物が現れます。
上記のような仕組みで印刷されるのが、ドットプリンターです。
針状の点で印刷を行う仕組みから、ドットプリンターでは文字しか打つことができません。
しかし圧力をかける印刷方式のため、複写紙などの印刷に向いています。


ドットプリンターの印刷用途

ドットプリンターは家庭用というよりも、主にビジネス用プリンターとして使用されています。
ドットプリンターの印刷用途として、以下のようなものがあります。
・納品書
・請求書
・受領証
・見積書
・産業マニフェスト伝票(産業廃棄物管理票)

文字しか印刷できない特徴がありますが、複写になっている伝票や書類の印刷に用いられています。
私たちの身近なところでは、銀行のATMで通帳の記帳に使われています。

ドットプリンターの種類と特徴

ドットプリンターは主に、ラウンド型、水平型、ライン型の3つに分類できます。
それぞれの特徴について、以下で詳しく見ていきましょう。

ラウンド型

ドットプリンターの中でも、サイズが小さめで価格が安いのがラウンド型の特徴です。
コンパクトなサイズのため、机に置いても場所を取りません。
印刷物をすぐにプリンターの前面で切り離すことができるため、伝票などを1枚ずつ切り離して使う場合に便利です。
そのためラウンド型は、主にフロント業務で使用されています。
省スペースでコンパクトな分、水平型と比較して複写可能な枚数が少ないのがデメリットとしてあげられます。
また印刷する際に用紙を折り曲げる必要があるため、印字の位置を正しく設定しなければならない場合、手動で行うのは難しいでしょう。
その代わりラウンド型プリンターの機種の中には、正確に印字する位置を把握できるソフトが搭載されている製品もあるので、そちらを使うことで問題を解決できます。

水平型

水平型では、扱うことができる用紙の種類が豊富で、複写できる枚数が多いという特徴があります。
ビジネスシーンでは、取引先ごとに違う形式で、様々な種類の伝票を大量に印刷する場合に適しています。
例えば、物流の伝票発行業務などに水平型は多用されています。
水平型は印刷時に、用紙を垂直に引き込んで印刷することができるため、見た目にも綺麗に印刷することができます。
また、用紙のズレや紙詰まりも起こりにくくなっています。
ただし、ラウンド型に比べて価格は高価になっています。

ライン型

ライン型は、印刷の性能が3つの中で最も高く、価格帯もその分高価になります。
他と比較しても印刷速度が速く、一度に大量の伝票を印刷することができます。
サイズも大型で高性能なため、価格は100万円単位となっています。
ライン型は1枚1枚印刷する場合には向いておらず、連続で大量に印刷する場合に適しています。
印刷時の音も静かで、その特性から主に業務用として普及しています。
具体的には、社員の給与明細の印刷、大量の請求書の発行などの場面でライン型が使用されています。

まとめ

以上、ドットプリンターとはどういったプリンターかについて、その仕組みや概要、種類ごとの特徴について詳しく解説しました。
プリンターの主流はレーザープリンターやインクジェットプリンターですが、ドットプリンターはそれらにはない特徴により、ビジネスシーンで活躍しています。
購入する場合は、ライン型のドットプリンターは高価格になるため、リースなどを利用するのも良いでしょう。
業務の目的や利便性を考え、ご自身の職場に適したドットプリンターを選んでみてください。

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