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2021.03.05裏紙の再利用は複合機のトラブルの元?再利用が推奨されない理由は?

ミスプリントや、余分に印刷してしまったコピー用紙。
節約のために、再利用して裏紙でコピーをしている会社は少なくありません。
紙の再利用は環境保護の観点からも良いことですが、実は裏紙の再利用は推奨されていません。
この記事では、裏紙の再利用が推奨されない理由についてまとめています。
コピー用紙を再利用する時の注意点についても解説しているので参考になれば幸いです。

なぜ裏紙の再利用は推奨されないのか?

一度コピーに使った用紙の裏(いわゆる裏紙)の再利用は経済的ですが、推奨されない理由があります。
それはコピー用紙を再利用することで、複合機・コピー機の紙詰まりが起こりやすくなってしまうからです。
オフィスなどに普及している複合機の多くが、レーザープリンターです。
レーザープリンターの仕組みは、帯電させたドラム状の感光体にレーザーを照射し、静電気を利用してトナーを熱で溶かし、紙に転写させることで印字を行っています。
裏紙を再利用すると、新品の紙よりも静電気が発生しやすくなってしまいます。
発生した静電気は一度に複数枚のコピー用紙を引き込み、複合機に紙が詰まってしまいます。
それだけではなく、裏紙の印字されたトナーが剥がれて感光体についてしまうと、以前よりも紙詰まりが起こりやすくなります。
そうなると、通常通り新品の紙で印刷した時でも、紙詰まりのトラブルが生じやすくなってしまうのです。

作業効率にも影響が

複合機・コピー機に紙詰まりが起こりやすくなると、仕事の作業効率にも影響が出てしまいます。
大量の資料をコピーしていても、頻繁に紙詰まりが起こると、その都度紙詰まりを取り除いたり、複合機の近くにいて見ていたりしなければなりません。
自分たちで取り除けない箇所に詰まりが発生してしまった場合は、専門業者に修理を依頼しなければならない事態になります。
そうなると、作業も中断することになりますし、余計な費用も発生してしまいます。
保守契約を結んでいれば無償での修理が可能ですが、そうでない場合は注意しましょう。

裏紙を再利用するメリット

毎回新品の紙を使用するよりも、裏紙を利用する方が会社経費の節約になります。
オフィスでは、会議資料や報告書・FAXなどの用紙が大量に印刷されています。
その都度新しい紙を使用していては、用紙代もかかりますし、オフィスの紙ゴミの量も膨大になってしまいます。
そのため裏紙を再利用する方が、コピー用紙とゴミ処理費用の削減につながります。
さらに紙の再利用は、リサイクルや地球環境への配慮の視点からも企業にとって有益になります。

リース契約の場合

オフィスでコピー機をリース契約している場合は、コピー機の維持費を抑えることができます。
しかしカウンター料金方式の場合は、残念ながらあまりコスト削減効果はありません。
1回の印刷ごとに一定料金がかかるため、コピー用紙代のみ費用が浮く形です。
コピー用紙1枚の価格は1円以下のため、経費削減のメリットはあまり見込めないでしょう。
紙詰まり対応による無駄な人件費と故障に伴うタイムロスを考えると、経費削減のメリットを得るためには、紙詰まりを防ぐ対策をすることが求められます。

コピー用紙を再利用する時の注意点

紙詰まりをなるべく起こりにくくすることで、コピー用紙の再利用と経費の削減を図ることができます。
そのためには、どんな裏紙が紙詰まりを起こしやすいかを知り、紙詰まりしないように対策を行うことです。

紙詰まりしやすい裏紙の特徴

・印刷した直後の用紙
レーザープリンターから出力されたばかりのコピー用紙は、熱によって紙が反っています。
また、プリンターがインクジェット方式の場合は、インクがまだ乾いていないため、にじみが出てしまう可能性があります。
裏紙に利用する用紙は、印刷してから2日以上経ったものを使用しましょう。

・破損した用紙
ホチキスの穴が空いている紙や折り目がついている紙、角が破れている紙、または少しでも折り曲げた紙は再利用しないようにしましょう。
ほんの少しの折り目だと思っていても、精密なプリンター内部では引っかかりやすくなります。

・様々な種類の用紙を再利用する
光沢のある紙と再生紙、厚さの異なる紙など、様々な種類の紙を混ぜて印刷すると紙詰まりが起こりやすくなります。

・印刷が濃い用紙や面積の大きい紙
図形などで黒塗り部分が多い用紙や、画像などの印刷した面積が大きい用紙は、静電気が起きやすいため使用を控えましょう。

紙詰まりを起こさないための対策方法

・コピー用紙を綺麗に整える
新しいコピー用紙は無駄な空気を含まず、綺麗に包装されています。
それと同様に裏紙をプリンターにセットする時は、空気などが入らないようなるべく綺麗にさばくようにしましょう。
裏紙は多くの人の手に触れるなどして、曲がったり湿気を含んだりして、ごわついています。
再利用するコピー用紙は雑に扱わず、端を揃えるなどして丁寧に扱いましょう。

コピー速度を調整する

印刷の速度が速くなればなるほど、裏紙再利用での紙詰まりが起こりやすくなります。
そのため裏紙を利用する時は、コピーの速度を遅めに調整しましょう。
コピー機を購入する時は、低速印刷機能がついている複合機・コピー機を選ぶのがおすすめです。
またレーザープリンターよりも、インクジェットプリンターの方が、紙詰まりが起こりにくい特徴があります。
業務効率とコストを考慮して、適したプリンターを選びましょう。

裏紙のセットは給紙トレイで

裏紙をプリンターにセットする場合は、内部の用紙カセットではなく、給紙トレイに置きましょう。
手差しの給紙トレイは、紙詰まりが発生しにくい仕様になっています。

まとめ

裏紙を利用するデメリットとメリット、裏紙を再利用する際の注意点について解説しました。
裏紙の再利用はあまり推奨されませんが、ゴミの削減と経費削減、環境保護の観点からメリットがあります。
なるべく紙詰まりを起こりにくいように対策し、会社や地球環境にとってメリットがある再利用を行いましょう。

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